売買代金の回収にお悩みの方へ

ネット販売の店舗を経営していると、売買代金を払ってもらえないケースが多々あります。

商品を送らせるだけ送らせておいて代金を支払わない「詐欺」の事例もみられます。

今回は、ネット通信販売などの売買代金を回収するために押さえておきたい知識を解説します。

目次

1.ネット販売の「後払い」で代金が不払いになる

ネット上で商品の売買をするとき、商品の発送と代金の支払いが完全な引換えでないケースがあるものです。代金引換であれば商品の引き渡しと代金支払いが同時になりますが、それ以外のケースでは、ずれが発生してしまいます。

前払いにするのが店側にとって有利ですが、前払いだけでは利用客にとって使い勝手が悪く、客によっては「前払いしかできない店は利用しない」と決めている人もいます。そこで後払いを選択できるようにしているお店もたくさんありますが、後払いでは、売買代金が支払われないリスクが発生します。

個人間の売買でも、商品を発送したのに代金が支払わない事例があります。

2.売買代金の詐欺について

ネット販売では、詐欺も横行しやすいです。はじめから代金を支払う意思がないのに商品の購入を申込み、商品が届いても代金の支払をしない悪質なパターンです。

入金期日を過ぎても支払いが行われないので店側が督促しても、無視されてしまったり逃げられて音信不通となってしまったりします。

3.売買代金回収の必要性について

未払いの売買代金の問題は深刻です。特に店舗を経営して大量の商品を取り扱っていると、未払金が多額になりやすいものです。すると店の経営状況が圧迫されて仕入れ代金も支払えなくなり、最悪の場合には廃業に追い込まれるリスクも考えられます。

できる限り売買代金の未払いが発生しないようにすること、万一未払いが発生したらすぐに回収することが重要です。

通販の売買代金が支払われないとき、泣き寝入りをすべきではありません。

当事務所は債権回収を非常に得意としており、ネット通販などの事例で売買代金を未払いにさせないためのノウハウを蓄積しています。ご相談を頂けましたら、お店の状況に鑑みて、商品取引における改善点をアドバイスいたします。

また実際に未払いが発生してしまった場合には弁護士が即時に対応し、なるべく効率的な方法でコストをかけずに売買代金を回収いたします。

悪質な詐欺の事案はもちろんのこと、相手が過失で入金を忘れている場合、さまざまな理由を付けて支払いを拒絶している場合なども含めて適切に対応いたします。

ネット販売業や通信販売のお店、個人で通販を利用して売買代金絡みでトラブルになった方は、お気軽にご相談下さい。

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